2009年 03月 27日
京都大学の職員のみなさんへのメッセージです
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そもそもの始まりは怒りでした。どうにも収まらない怒りの感情から、突発的にテントを建ててストを始めてしまいました。これまで労働運動というものに全く無縁だったこともあり、1ヵ月がすぎた今、自らの浅慮によって多くの方にご迷惑をかけてしまったこと、深く反省しています。特に自分の職場のスタッフの方々、お世話を受けた方に対しては、事前に何の相談もなくこのようなことを始めたこと、結果として予期せぬ事態を招いてしまったことに、申し訳なさでいっぱいで、どう謝ってよいかすらわかりません。
そして、同じ京大で働く非常勤職員のみなさんは、私たちの運動のやり方にたいへん違和感を覚えられたことと思います。私たちは私たちなりに真剣にやったつもりですが、そのとばっちりを受けて苦情の対応までして頂いた京大職員組合の方々、はじめに電気を引かせてもらった管理者の方、卒業式にクスノキ前での写真撮影を楽しみにしていた方々など、ご迷惑をかけた方は数多くいます。
私たち自身はこの4月1日から失業者となりますが、今回の5年条項で多くの職員の方が実際に首を切られるのは、来年2010年4月以降の話です。私は、今回の行動を、打ち上げ花火のようなパフォーマンスに終わらせたくはありません。4月からも組合ユニオンエクスタシーの一員として活動し、5年条項撤廃を要求していくのはもちろん、(現行の1年契約を反復する制度自体が解雇権乱用の脱法行為ですから)当局に対して京大で新たな仕事をあっせんしろ、と要求する運動を続けていきたいと思っています。
テント村を訪れてくれたお客さんの中に、最近、アパートの大家から紙切れ1枚で突然、退去を求められた、という女性がいました。その話を聞いているうちに、これは私たち非常勤職員と同じ状況じゃないか。私たちもまた、紙切れ1枚で何の説明もなく、この京大から追い出されようとしている、と思いました。それは怒りというか、かなしみというか、どうにも言いようのない感情であり、この感情に突き動かされるようにして、私は――後先のことはまったく考えずに――このストライキを始めてしまったのです。
京大当局は現在にいたるまで、不当な条件をつけて団交拒否を続けています。これは労働組合法7条に反する明らかな違法行為です。そしてこのテント村も、当局が団交に応じさえすれば自主撤収すると言っているにもかかわらず、強権的に撤去することを予告してきています。当局の不誠実な対応によって、私たちの大幅な譲歩にもかかわらず、団交開催は無意味に引き伸ばされ続けているのです(これも同条に反する違法行為です)。しかし、いつか必ず、私たちは団交を開きたいと思っています。京大で働く職員のみなさん。その際は、この私たちの団交に、ぜひとも参加してください。よろしくお願いします。
(井上昌哉)
入試終了時にドラムカン風呂に裸で入って、首切り反対などを訴えるパフォーマンスを行ないました。
この5年問題を対外的に広めたいと気持ちで、強力なイメージを与えようと思って行った行為でした。ドラムカンからの叫びに共感して下さった方もいます。
しかし、そのイメージは京大内部のとくに当事者である多くの非常勤職員のみなさんの気持ちにひびくものだったろうか?
共感していただいた方もいたかもしれません。しかし、違和感やら、もしかすると自分の問題を変なふうに利用されたと感じた方も多くいたかもしれません。
現在ユニオンエクスタシーは団交の開催を求めて交渉中です。そこでは、多くの方にとくに当事者である非常勤職員の方が自分の気持ちを表明する場にしたい、と思っています。使い捨てに対する怒りは共通するとしても、人々の気持ちはセンシティブであるということに思いがいたらず、強すぎる表現をしてしまったことを反省し、不快に感じた職員の方に謝罪したいと思います。
(小川恭平)
そして、同じ京大で働く非常勤職員のみなさんは、私たちの運動のやり方にたいへん違和感を覚えられたことと思います。私たちは私たちなりに真剣にやったつもりですが、そのとばっちりを受けて苦情の対応までして頂いた京大職員組合の方々、はじめに電気を引かせてもらった管理者の方、卒業式にクスノキ前での写真撮影を楽しみにしていた方々など、ご迷惑をかけた方は数多くいます。
私たち自身はこの4月1日から失業者となりますが、今回の5年条項で多くの職員の方が実際に首を切られるのは、来年2010年4月以降の話です。私は、今回の行動を、打ち上げ花火のようなパフォーマンスに終わらせたくはありません。4月からも組合ユニオンエクスタシーの一員として活動し、5年条項撤廃を要求していくのはもちろん、(現行の1年契約を反復する制度自体が解雇権乱用の脱法行為ですから)当局に対して京大で新たな仕事をあっせんしろ、と要求する運動を続けていきたいと思っています。
テント村を訪れてくれたお客さんの中に、最近、アパートの大家から紙切れ1枚で突然、退去を求められた、という女性がいました。その話を聞いているうちに、これは私たち非常勤職員と同じ状況じゃないか。私たちもまた、紙切れ1枚で何の説明もなく、この京大から追い出されようとしている、と思いました。それは怒りというか、かなしみというか、どうにも言いようのない感情であり、この感情に突き動かされるようにして、私は――後先のことはまったく考えずに――このストライキを始めてしまったのです。
京大当局は現在にいたるまで、不当な条件をつけて団交拒否を続けています。これは労働組合法7条に反する明らかな違法行為です。そしてこのテント村も、当局が団交に応じさえすれば自主撤収すると言っているにもかかわらず、強権的に撤去することを予告してきています。当局の不誠実な対応によって、私たちの大幅な譲歩にもかかわらず、団交開催は無意味に引き伸ばされ続けているのです(これも同条に反する違法行為です)。しかし、いつか必ず、私たちは団交を開きたいと思っています。京大で働く職員のみなさん。その際は、この私たちの団交に、ぜひとも参加してください。よろしくお願いします。
(井上昌哉)
入試終了時にドラムカン風呂に裸で入って、首切り反対などを訴えるパフォーマンスを行ないました。
この5年問題を対外的に広めたいと気持ちで、強力なイメージを与えようと思って行った行為でした。ドラムカンからの叫びに共感して下さった方もいます。
しかし、そのイメージは京大内部のとくに当事者である多くの非常勤職員のみなさんの気持ちにひびくものだったろうか?
共感していただいた方もいたかもしれません。しかし、違和感やら、もしかすると自分の問題を変なふうに利用されたと感じた方も多くいたかもしれません。
現在ユニオンエクスタシーは団交の開催を求めて交渉中です。そこでは、多くの方にとくに当事者である非常勤職員の方が自分の気持ちを表明する場にしたい、と思っています。使い捨てに対する怒りは共通するとしても、人々の気持ちはセンシティブであるということに思いがいたらず、強すぎる表現をしてしまったことを反省し、不快に感じた職員の方に謝罪したいと思います。
(小川恭平)
by unionextasy
| 2009-03-27 07:38






