2012年 02月 20日
Union Extasy は大椿さんを応援します!
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大椿さんは、私たちが座り込み(後のくびくびカフェ)を始めたとき、真っ先に朝日新聞へ投書して、支援と共感を表明してくれた人です。関西学院大で、障がい学生支援コーディネーターとして働いていましたが、その後、4年の雇用年限のために雇い止め解雇されてしまいました。あれから3年の月日は流れ、ふたたび朝日新聞に大椿さんの投書が掲載されました。題して「有期雇用では労働者守れぬ」。
現在、有期雇用の規制が国会で法案化されようとしていますが、内容はいわば「5年条項の法制化」であり、極めて問題の多いものです。大椿さんいわく、「この法案をそのまま通しても、私たちにはなんのメリットもありません。実効性のある法案作成を求めていくためにも、声を上げていく必要があると思います」とのこと。
その投書、京都市長選(残念な結果でした)などもあって紹介するのが遅れてしまったのですが、了承を得てここに全文掲載します。
なお、大椿さんの争議は現在も継続中です。明日は、東京の中央労働委員会で、大椿さん本人の尋問があるそうです。東京近辺にご在住の方、傍聴支援をよろしくお願いします!
【関西学院大学雇い止め解雇事件 第1回証人尋問 傍聴支援のお願い】
日時:2月21日(火)13時半~
場所:@中央労働委員会 http://www.mhlw.go.jp/churoi/soshiki/map.html
証人:大椿裕子(主尋問30分 反対尋問30分 計1時間)
【有期雇用では労働者守れぬ】
労働組合役員 大椿 裕子
(神戸市兵庫区 38)
厚生労働省の労働政策審議会は、契約社員や期間従業員などの有期雇用契約について上限を5年とする建議を小宮山洋子厚労相に提出した。本人から申し入れがあれば無期雇用に転換する仕組みも導入した。
審議会に出席していた連合の労働者側委員は、この法案に「特段の異論はありません」と回答した。果たしてこの法案が有期雇用労働者の保護になるかどうか、私は非常に疑問に思う。
私は2010年3月末、有期雇用を理由に私立大学を雇い止めで解雇された。契約期間は1年ごとの更新で4年勤務した。解雇撤回の争議は現在も継続している。
大学の有期雇用労働者の契約期間の多くは3~5年に集中している。上限を設けたところで5年以下の契約期間の場合、解雇・雇い止めは免れない。契約期間を更に短く設定する雇用主が増え、解雇・雇い止めのサイクルはより短期化するだろう。
また厚労省は、無期雇用に転換後も「有期契約時の待遇を引き継ぐ」と言っており、正規労働者との待遇格差は縮まらない。上限を設けず、恒常的な業務は「原則無期雇用」としなければ、解雇・雇い止めは今後も後を絶たない。実効性が伴う法案を望みたい。
(2012年1月21日朝日新聞(関西版)「声」欄掲載)
by unionextasy
| 2012-02-20 21:25
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