2012年 01月 21日
非正規をなくすために――中村和雄さんのこと
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中村和雄さんと脇田滋さんが共著で書かれた『「非正規」をなくす方法』(新日本出版社、2011年)という本があります。まず、題名がとても良いと思いました。
非正規をなくす。そう、いま日本の政治家や労働組合で、本気で非正規をなくそうと考え、行動している人が何人いるでしょうか?
いまの日本の労働組合は本当にダメです。3年ちかくやってそれが良く分かりました。そしてそのことに対して、脇田さんも中村さんも本気で怒っています。
中村さんのいる法律事務所で働く事務員さんは、みんな正規で雇用されているそうです。当然といえば当然かもしれませんが、これは珍しいことなのです。この3年ほどの間に、大きな労働組合が、自分のところの専従職員を非正規で雇った上に、理不尽に雇い止め解雇するという例に何度も出会いました。
中村さんは、自身のブログで、「そもそも、どの政党が私を支援しているかより、私が何をしようとしているかの方が遙かに大事なことです。そして、多くの市民の皆さんは、そのことを基準として選択してくれると信じています」と述べています。
「共産党の支援 迷惑?」(中村和雄ブログ)
http://neo-city.jp/blog/2012/01/post-115.html
私自身は共産党が嫌いですし、たぶんエクスタシー組合員の多くもそうだと思います。しかし少なくとも中村さんは、そのバランス感覚からいって、私たち無党派が「乗れる」候補であると思っています。
私は、あれだけの大事故が起こりながら、原発を止められない今の状況に深く失望しています。そして、大阪市長選で橋下さんが当選してからは、小泉改革の悪夢が再来することの予感にさいなまれ、とても絶望的な気分になります。
私はきのう、現職の市長が、「経済界の願う政策と市の政策を完全に融合させる」と発言したことを知り、今更ながら驚きました(毎日新聞1/20)。このような人物が、京都市長として「契約更新」されることに私は耐えられません。
経済界とやらが、いつも非正規労働者を「任期満了」を理由として雇い止め解雇しているように、私は、現職市長もまた、「4年でくび」になることを強く願っています。
(unagi)
※このエントリは代表世話人の意見表明であって、組合員の総意ではありません。
by unionextasy
| 2012-01-21 23:49
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