2011年 12月 02日
高裁敗訴
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高裁、敗訴でした。
やるだけのことはやったので悔いはありませんが、それにしても大学側のウソをことごとく追認した裁判所の判断にはがっかりしました。裁判官は事実認定についてはプロなのかと思っていましたが、そうでもないようです。
まずは弁護士の塩見卓也さん、中村和雄さん、諸富健さんにお礼申し上げます。この最強の弁護団のおかげで、もともと勝ち目のない裁判を、あと一歩のところまで追いつめることができました。
傍聴に駆けつけてくれた皆さん、そして2年半の長きにわたって、有形無形の支援をしてくださった皆さんに、心から感謝しています。
■判決の全文はこちら(pdf、全73頁)
http://bit.ly/vEJFgc
判決についてですが、高裁では、辻井掛長が日常的にパワハラを行っていたことを立証する、新証拠を提出しました。団交の席上で、Aさんが赤裸々に証言してくださった内容です。
ところが裁判所は、Aは「辻井や岸本に対して反感を露にしており、公平な第三者とはいえない。客観性に疑問がある」などとして、信用性なしと断じました(判決53~56頁)。いくら大学を勝たせるためとはいえ、「それはないだろ…」と思わずにはいられませんでした。
その他は、1審の和久田裁判官のような逸脱もなく、淡々と大学側の主張を肯定していく、あまり面白みのない判決です。
最高裁へ上告する予定はないので、ともあれ、これで裁判は終了です。
なお、裁判闘争は終わりましたが、もちろん組合活動のほうは続けていきます。来年の2月25日(土)には、この間、運動を通じてつながった各大学の仲間とともに、京都精華大学で、第3回「なんで有期雇用なん!?」集会を開催する予定です。どうぞよろしくお願いします!
やるだけのことはやったので悔いはありませんが、それにしても大学側のウソをことごとく追認した裁判所の判断にはがっかりしました。裁判官は事実認定についてはプロなのかと思っていましたが、そうでもないようです。
まずは弁護士の塩見卓也さん、中村和雄さん、諸富健さんにお礼申し上げます。この最強の弁護団のおかげで、もともと勝ち目のない裁判を、あと一歩のところまで追いつめることができました。
傍聴に駆けつけてくれた皆さん、そして2年半の長きにわたって、有形無形の支援をしてくださった皆さんに、心から感謝しています。
■判決の全文はこちら(pdf、全73頁)
http://bit.ly/vEJFgc
判決についてですが、高裁では、辻井掛長が日常的にパワハラを行っていたことを立証する、新証拠を提出しました。団交の席上で、Aさんが赤裸々に証言してくださった内容です。
ところが裁判所は、Aは「辻井や岸本に対して反感を露にしており、公平な第三者とはいえない。客観性に疑問がある」などとして、信用性なしと断じました(判決53~56頁)。いくら大学を勝たせるためとはいえ、「それはないだろ…」と思わずにはいられませんでした。
その他は、1審の和久田裁判官のような逸脱もなく、淡々と大学側の主張を肯定していく、あまり面白みのない判決です。
最高裁へ上告する予定はないので、ともあれ、これで裁判は終了です。
なお、裁判闘争は終わりましたが、もちろん組合活動のほうは続けていきます。来年の2月25日(土)には、この間、運動を通じてつながった各大学の仲間とともに、京都精華大学で、第3回「なんで有期雇用なん!?」集会を開催する予定です。どうぞよろしくお願いします!
by unionextasy
| 2011-12-02 10:55
| 活動記録