夢のような集会でした (なんで有期雇用なん!?集会)
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http://nandenan0227.blogspot.com/2010/02/blog-post_28.html
集会のトップバッターとして挨拶に立ったとき、なぜだか「うれしい」という言葉が口をついて出てきました。それぞれの大学で、それぞれがハードな闘いをたたかっているにも関わらず、ここに大学間のへだたりを越えてひとつの場に結集したこと、そして世代を越えて連帯ができたこと、それが不思議な高揚感となって、つい「うれしい」という言葉になったのです。実際、阪大の加藤さんは、80年代の矢崎闘争からずっと、現場の闘争を続けてこられた方です。判例でしか知らなかった事件の、その背後に大きな運動のうねりがあったのだということ、その当事者の方々と、今回、いわば労働運動初心者の私たちが、一緒になって集会を作れたことは、大きなよろこびでした。脇田先生もなんだかうれしそうでしたし、何よりそのお話は、「熱い!」のひと言でした。(unagi)
扱ってることは緊急で大変で、勝ったみたいな話は皆無だったのだけど、終わったときみなの顔が晴れやかでうれしそうだった。
遠藤礼子さん曰く、「夢のような集会」本当にそんな感じになった。
おかしい、がキーワード。気付き、共有し、つながり、声をあげる。
私は発表のとき、一番いいたいなということが実はうまくいえなかったけれど、集会の中で、脇田さんや当事者の声を聞くうちにはっきりしてきた。
それは、非正規の問題は差別の問題だということだ。格差とかいう前に差別の問題なのだ。
「おかしい!」ということ、また「おかしい!」が見えなくされていること、それがまさに差別なのだと。
この「おかしい!」がずっと女性に強いられてきた女性差別なのだとしたら、男性でありながら私はそれを体感している。
もちろん、そういうと「わかってたまるか」といわれるだろう。差別は、差別されている人にしかわからないところはあるのだ。(もちろん、人には想像力があるという反論もできる。)でも、なにしか、構造的で幾重にも仕組まれた女性差別の一端を感じていると思うのだ。「これか、」と。
自己卑下、あきらめ、怒りとなんだかいろいろな感情を刺激されるのも、これが差別であるからだと思う。だから、気持ちを共有し、つながりを感じることに感動があったのだと思う。
PS
非正規の問題が労使間の問題という前に差別の問題なのだとしたら、男性正規中心の組合が鈍感なのもうなずける。差別はされていない人にはなかなかわからないのだ。(kyohe)
http://thirdfemi.exblog.jp/12972965/ (おきくさんのブログ)
■大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会に100人以上集まる(レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/news/2010/jk05
■「雇い止めやめて」関西の大学非常勤職員らが集会(朝日新聞2月28日朝刊)
http://www.asahi.com/national/update/0228/OSK201002270224.html
■大学非正規労働者の雇い止めを許さない集会-ソウル・ヨガ(イダヒロユキ)
http://blog.zaq.ne.jp/spisin/article/1306/